カテゴリー別アーカイブ: 和紙布

Sifu(紙布)  one’s happy vegetative life  ver.6

img_1805

 

私のボタニカルな生活 ~ Sifuへと続く 

 

 

人参と大根が芽を出す頃には、夏野菜の跡地を土作りの為に時間を作りながら少しづつ耕してます。

最後の秋茄子は、夏と違い身が固く味も濃く旨みもあるので、素焼きにして手作りのジェノベーゼをつけながらいただきました。

img_1808
芽を出す大根

続々と冬野菜の準備を進め、苗はブロッコリーとカリフラワー、播種はほうれん草、春菊、白菜、蕪、チンゲン菜を植えました。

ここのところ続く長雨と短い日照時間により人参とほうれん草にも影響があり根腐れもでています。

それでも、間引きした人参は小さいながらも人参の形をなし、デップを付け野菜スティックにして食しました。img_1806

しかし、雨と仕事の忙しさにより、農園へ足を運ぶのが少し減っています。

冬の野菜のほうが寒い厳しい環境の中での成長により、栄養と甘味をギュッと蓄えることにより、より美味しさが増すので、今年も皆に食べさせてあげたいと思ってはいるのですが・・・・

 


夏も終わり、更なる触発を感じる為に工場視察や展示会に足を運びました。

名古屋の伊藤社長を訪問し、丸安ニットさん秘密工場へと足を踏み入れました。街中の地下にこんな工場が・・・とワクワクさせてくれる視察となりました。温度調整も24時間一定に保つ中、巨大な編み機がズラッと設置されて圧倒されつつも、頼もしくも感じていました。

img_1706
久野染工場

そこから、名古屋の伝統工芸でもある有松絞りを見るために緑区へと移動しました。

伊藤社長が、案内してくれた有松絞りは久野染工場です。

久野染工場では、形状記憶絞りといった素晴らしい技術をもち、着物や衣類だけでなく、ディスプレイや、多くのシーンで活躍しているのです。

こちらでは、有松絞りの体験教室も開校しており、ちょうど生徒さんたちがいらしていた中、お邪魔させていただきました。

緑区には、有松絞りのほか、鳴海絞りもあります。昔、尾張藩が人が住む集落として作ったのが始まりで、名古屋城の築城の為に九州から来た人々が着用していた絞り染めの衣をみて、この地でも絞り染めを始めたのが、有松絞りの由来だそうです。そののち、有松だけでなく鳴海の周辺でも絞り染めが盛んになっていったようです。

img_1711
400年の歴史をもつ竹田家がある通り

その後、同じ緑区にある竹田嘉兵衛商店にも案内してもらいました。

有松絞りの400年の歴史をもつ竹田家には、とても貴重であろう有松絞りの着物が展示されております。

そこでは私たちは素晴らしい書道家の作品と出会い、また、素敵なおもてなしを受けました。

丸安ニットの伊藤社長の案内で、名古屋の奥深いところと、出会えて本当に良かったです。

img_1807

そして、途中つれて行ってくれた名古屋名物「ひつまぶし」で、お腹の中まで満足させていただきました。

ありがとうございます・・・


私はそれからいくつかの小さな展示会を巡りそして

9月に入り本社での打ち合わせも兼ね、サンリオさんの展示会へ行きました。

img_1804

いつも展示会で感じる事は、Helloキティちゃんと、多くのキャラクターは、日本中のあらゆる場面で活躍するだけでなく、多くの人たちの時の記憶にも、自分のサンリオがあるように思えます。

img_1809新しい、キャラクターが生まれたり、映画の「シン・ゴジラ」もサンリオさんのグッズになるなど、進化をしている中でも。今は三世代に渡って共有できるので、孫にも古くさって言われる事もなく共通の話題となりますよね。

すごいですね。

 

 

どの展示会もいつも楽しませてくれます。

見せる・観せる・魅せる。

勉強させていただきました。


9月終わりごろ岡山県倉敷市へと行きました。倉敷市はデニムの産地としても有名で、糸へんに携わる人は一度は訪れたい地です。

img_2006

ブログでは、紙布の帆布の事を多く取り上げておりますが、今回は紙布ではなく、和紙のテープのお話をしようと思います。

倉敷市は川沿いに白壁が建ち並ぶ町並みがとても、綺麗な所です。

そしてデニムの産地として有名なここ倉敷市で「Sifuあだちや」の和紙テープを織り上げているのです。

和紙の糸をテープにするには、経糸に和紙糸を整経させるのですが。テンションのかかり具合がとても難しい和紙糸は、かかる織機がなくとても苦労をいたしました。  正確には苦労をおかけしたという表現が正しいです。

経験があるとか、過去にあったもので情報があるなど、そのような事柄がない中の試みに対して協力してくださった事、そして、素晴らしい熟練の技によって「Sifuあだちや」の和紙テープが織れた事に本当に感謝いたします。

実際、目で確かめ、触れて見ることで大変な作業であったことがうかがえました。

紙布は白石紙布として、日本古来に織られて実在していたものですが、和紙テープはこの「Sifuあだちや」のテープが、世界でも類のない最初のものです。

紙布と出会ってから、私の前に現れた歴史、伝統、技術、開発。

多くの人たちとの出会い。和紙の糸によって経糸と緯糸がどんどん絡み取られて織られていっています。今はどんな形となっているのでしょうか。

😛  映像は、50mm巾のバーバリー織りの和紙テープです。

引張り強度は300kgもある優れものです。

 

 


 

「大事を済すには必ず人を以って本と為す」

だいじをなすにはかならずひとをもってもととなす

大切な仕事や事業を成功させたいなら、決して忘れてはならないものがあります。それは、その思いに共感し、協力してくれる人の存在です。思いを共有できる人がいれば、様々な困難も諦めずに一緒に乗り越え実現へと向かことが出来るのです。これは、どれほどのお金があっても「思い」を買うことはできません。

今日はこの言葉が私の心に響いた論語です。

takako.n

Sifu(紙布)  one’s happy vegetative life  ver.5

01IMG_1150
eggplant…flower

 

ボタニカルな生活~秋冬野菜

 

 

 

秋茄子へと根を伐採しましたが、根はその後もしっかり伸ばし土から栄養を吸収し枝に花をつけました。「秋茄子は嫁に食わすな」ともいいますが、それほど美味であると言うことなのでしょう。そして「嫁に食わすな」では、茄子だけでなく、秋鯖、秋かますなどもあげられ、日本の秋は美味しいものが沢山あると言うことでしょうね。

bajiru
バジルは切るほどに新たな芽が生え増える育てやすいハーブです。

バジルもわき芽からどんどん葉が増えて今年もジェノベーゼソース作りには期待できそうです。

IMG_15301
12月の収穫までまだまだ手がかかります。

里芋と八頭は水がたっぷり必要です。

土が乾くのを防ぐためトウモロコシの残骸はここで使いました。

 

IMG_15302
長ネギは白い部分を伸ばすために、土を盛りますが、かけすぎると反対に腐らす原因にもなるのでそこは気を配ります。

 

お盆前に久しぶりに原宿へ行きました。IMG_1150

 

原宿はやはりいつ行っても人が多い場所です。観光で訪れる人も多いせいか人の流れは一定ではなく、ファッションも個性があふれ、ついつい人間観察をしてしまいます。

目的地であるギャラリーまでそんな景観を楽しみながら明治神宮前駅からの10分ほどの道のりを歩きました。

娘が入部した美大の版画部が6日から3日間まで展示販売するというので、覗きに行ったのです。

トートバッグやTシャツに学生が自分のデザイン画をそれぞれ自分達で製版におこしてシルクスクリーン印刷をした物が展示されます。

私の仕事の中でも、よくシルク印刷は使用しますが、勿論外注仕事です。なるほど..と感心しながら私はカレーの絵がデザインされたトートバッグを一つ購入しました。

鞄屋の娘が版画したトートバッグを販売するので、売れ残っていたら彼女のを購入していこうかと実は思っていたのですが、ちょっとした経緯があって買うことはできませんでした。

 

 


IMG_1578

その後、お盆は主人の実家へ行き、そこからまた2日間は移動し山で過ごしました。森林浴と野外でのBBQを楽しみました。今回は女子だけ。娘2人と自身の妹と姪の5人です。

行きは、近道をする為獣道を走るなどいつもと違う行き方をしてスリルを味わってしまいましたが、その分記憶に残る休暇になりました。

そして、軽くて丈夫な3L紙布バッグはそこでも活躍してくれました。

アウトドアでの紙布バッグは、とても役立ったのです。

IMG_1662
男性が持つと大きく思えたバッグもさほど感じさせません。

IMG_1608

 

 

 

 

 

甥っ子にモデルとなって試しに持ってもらいました。

トートバッグは男女問わず最近は持ち歩くので、違和感なくなかなかの感じです。

IMG_1534

 

 

前回のブログでは、紙布には99%以上の消臭力が確認された事をご紹介しましたが、抗菌性の検査の結果も出て、抗菌活性値は驚異の5.8があることが確認されました.(通常の値は2.2~2.6)

試験菌種は黄色ブドウ球菌です。

※黄色ブドウ球菌とは・・

食中毒の原因となるだけでなく、おでき、にきび、水虫などに存在する化膿性疾患の代表的起因菌です。鼻の中や、ホコリの中など身近なところにも存在します。

この検査結果には、正直びっくりいたしております。昔はこのような科学的検査などない時代に先人たちは、生活に取り入れていたのかと思うと、自然界の計り知れない力と、先人たちの知恵には畏敬の念を抱いてやみません。

 

 

「これを知るをこれを知るとなし、 知らざるを知らずとなす  これ知るなり」

知っていることは知っている、知らないことは知らないと、はっきりさせる。それが本当に知っているということなのです。自分が何を知っていて何を知らないのか。そこが解ることで知らないことを知りたいという意欲が掻き立てられるのです。そしてさらに知識を高めることとなるのです。

今日はこの言葉が私に響いた論語です

takako.n

 

Sifu(紙布)  one’s happy vegetative life  ver.4

IMG_13301

 

 

ボタニカルな生活~秋冬野菜

 

暑中お見舞い申しあげます。

梅雨が明け夏も本番を迎えましたが農園はもう秋の準備です。

IMG_13302
肥料を抑えることでたくさんの粒が大きい枝豆ができましたヽ(´▽`)/

トマトは下の枝と葉を取り除き風通しをよくさせました。

IMG_13303
トマトのコンパニオンプランツで蒔いたバジルは日差しを浴びて成長し始めました。

 

IMG_13874
とうもろこしの残骸は処分せずに、秋冬野菜の土かぶせに再利用します。
IMG_1330
6月から収穫し始めたインゲンは、成長したインゲンをしっかりとマメに採り続け、枯れた枝を切るなどすることでまだまだ収穫できます。
IMG_13872
茄子は、秋茄子へと育てる為に枝をバッサリ切り根っこをシャベルで切断させます。水をたっぷり与えてその後根にあたらないように堆肥を掘った穴に埋めました。

 

IMG_13878
秋冬野菜の最初の播種は人参です。人参は発芽するまでが手がかかり、新聞紙をかけて毎日の水やりがかかせません。

早朝5時には畑へ行き、作業を6時前には終わらせますが、この時期気温があっという間に上がるので時間との戦いです。

ですから、目が覚めた時地面が雨で濡れていると少し得した気分でいるのは、家族のなかでも多分私くらいではないでしょうか(笑)

今年は雨がよく降ったせいか、夏野菜はとても豊作でした。とうもろこしもとても甘く枝豆もよくなりました。・・がトマトは大きく、みずみずしかったのですが、その分甘味がなくちょっと残念ですが、本当にちょっとした事で野菜に影響を与えるわけです。2年前、体験農園をはじめた年に長雨が続きジャガイモが全滅してしまった事が思い出されます。

ジャガイモは、水は一切あげず土盛と花を摘む作業のみで、短期間で収穫できるのでとても楽しみにしてました。そんな事を思い出していると反面、成功したのは何故かはわからなかったりしますが、失敗したほうが、その野菜の特徴、条件、土との相性、etc、知るきっかけにもなるのです。

なるほど・・・自然と向き合うことは奥が深い。だから、自然由来のSifuあだちやも同様に奥が深い、そんな事を考え、北欧の音楽をイヤホンで聴きながら農園で作業をしているのです。

 


SIFUあだちや

 

 

「Sifuあだちや」の紙布バッグの開発が6月末で終盤を迎え、その後報告書の作製などでしばらくブログは、手をつけることができなかったのですが、ようやく更新することができました。

繊維の検査機関で様々な検査を実施した「Sifuあだちや」の結果の一部を以下の表にまとめました。

kenroudo
Sifuあだちや 堅牢度・引き裂き強度・引張り強度

紙布テープは染織に使用する草木によって若干色落ちの差が出ますが、洗濯も可能であり、2cm巾の紙布テープは100kg、5cm巾の紙布テープに至っては300kgの引張り強度が確認されました。

引き続き、様々な検査は続けておりますが、耐荷重試験では3Lサイズのトートは52kg以上と結果が出ております。消臭力検査と抗菌検査にもかけていましたが、先日消臭結果の報告書が届きました。そこには驚くほどの消臭力99%の検査結果が示されていたのです。

抗菌検査も現在進行中です。化学染料や石油系の素材を一切使用しない自然由来のみの様々な結果に今後も期待が膨らみます。

近々の出展は11月9日開催の両国国技館での展示会となりますが、その前にまたテスト販売を繰り返す予定です。

ここまで来れたことには、多くに人たちの手によって「Sifuあだちや」を立ち上げることができました。本当に感謝です。

そして、通常業務と開発業務と頑張ってくれた皆にはお疲れ様でした。また引き続き宜しくお願いします。

 

 

「一将功成りて万骨枯れる」

いっしょうなりてばんこつかる

自分一人の力だけでなく、多くの協力者、そして支えてくれる家族・・

実に多くの人の存在があるのです。このことさえ忘れなければ、ますます多くの人の協力を得て、自分を成長させていくことができるのです。

今日はこの言葉が私の心に響いた論語です。

takako.n

Sifu(紙布)  one’s happy vegetative life  ver.3

 

ボタニカル生活~春夏野菜 IMG_1095

毎朝、農園への水やりが日課となる季節となり、育てる野菜達もこの時期の成長はとても早く、続々と収穫を迎えております。
とうもろこしは、頭のヒゲ部分が茶色になってくると、採り頃となりますが、もう少しでしょうか・・。中にイモムシが入りやすくピンセットでとり除くなどして、手間がかかります。「Sifuあだちや」の商品にもとうもろこしを自然由来のコーティングとして使用しており、この様に農園でも自身で育てていると、手間も楽しみに変わるのです。

IMG_1086 IMG_1082 IMG_1081 

 IMG_1087 IMG_1079

 

トマト、ナス、ピーマン、ミニトマトもまもなく収穫を迎えますが、先日の土曜日に「Sifuあだちや」の商品撮影を会社のスタッフ達と終えたあと、皆で農園に行きジャガイモ堀をしました。他の野菜も収穫し皆で分けて持ち帰ってもらったのですが、とうもろこしの収穫時期にはBBQをやりたいなどと、勝手に盛り上がっていました。(笑)

会社のスタッフ皆で、私の農園へ行ったのは初めてだったのでいつもとは違う空間でのやりとりで、何かホッコリしたような気持ちになりました。


 

さて、ここから少しメニサイドのHPで触れた不思議な繋がりについてお話をさせていただきますが・・

先月の5月26日~27日に開催された、G7伊勢志摩サミットが無事閉幕いたしましたが、弊社は各国要人とその関係者むけのお土産をいれるバッグを製作いたしました。

IMG_0615

それは、「昇龍道」とプリントを入れた布の手提げでした。

昇龍道とは、字の如く龍が昇る時にできる道の事です。古くから縁起の良い例えとして使われておりました。中部北陸9県(富山県・石川県・福井県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県・滋賀県)を日本のまん中にある龍に見立てた「昇龍道ルート」として日本国が認定した国内にある7つの広域観光周遊ルートのひとつでもあるのです。

「Sifuあだちや」の誕生に深く関わって頂いている丸安ニットの伊藤社長からの依頼により「昇龍道」の手提げ袋製作を手掛けることとなったのでした。伊藤社長は、中部北陸圏の知名度向上への貢献に尽力されている方でもあり、そのような経緯もあり弊社にお話を頂きました。

私は、伊藤社長との打ち合わせの時恥ずかしながら、初めて「昇龍道」のルートのことを知りました。しかし、話を聞くうちにその「昇龍道」について思いあたる節に気がついたのでした。

2014年11月、その当時私は抗がん剤治療の為に療養をしており、多分その時期は6回目が終わり、7回目の投与の直前でした。

私は、療養の身ではありましたが紙布を学ぶ為にも和紙の産地でもある岐阜県美濃市へ訪れたいと思い、そこの地を含むバスの旅に仲の良い女友達3人で出発したのです。東京~静岡県の富士山の前を過ぎ愛知県名古屋から香嵐渓~岐阜県美濃市~飛騨高山~白川郷~長野県~群馬県・埼玉県~東京のルートでした。

この事を伊藤社長に話をすると、 それだよ!!1年半前にもう昇龍道を通っていたんだよ。だから、「昇龍道の手提げ」の製作に関わるのは必然的な事なんだと聞かされたのです。

こと、とは自分の気づかないうちに始まっているのかも知れないと、私はここでまたひとつ、点が線になったような気がしました。


では、ここでまた「Sifuあだちや」の進行状況です。

IMG_0912
草木/ 柿渋・玉葱・びわ

美濃和紙のベルト(織テープ)への草木染の試作がおわりました.織り工場からは出来栄えが100%満足ではないと聞きましたが、それが反って和紙の風合いがよくでる結果となり、私達社内の人間は、満足の結果となりました。

勿論、全てにとはいきませんが、課題が新たなる産物を生むこともあるものです。

以前にブログでご紹介したデカトートの草木シリーズも、バイカラーなど組み合わせなどして更にアイテムも増やしていきました。

IMG_0680
草木染種類/右上あかね・右下くるみ・左上生成り・左下カテキュー

 IMG_0860 IMG_0882

 

IMG_0945 IMG_0963 IMG_0969 IMG_0948

P6110258
草木染/本体生地カテキュー・持ち手ビワ
P6110254
草木染/本体生地あかね・持ち手あかね

撮影会の裏話はまたの機会にご紹介することにして、

名古屋三越栄店さん6階のわしだがや特設会場にて6月8日~19日までテスト販売をいたしております。

IMG_0863

その売り場のわしだがや店長さんはとてもエネルギッシュな店長さんで、出会うと良いことが起きるかも・・・・と、思わせてくれる人です。

 IMG_0864

 

 

「窮すれば変ず、変ずれば通ず」

きゅうすればへんず、へんずればつうず

物事はある極限まで達すれば、自然と変化が生まれます。そして新たな境地が開けるものです。

どんな事でも行き詰まったときは、閉塞感があり、将来が見えず不安に思えるかもしれません。しかし、そこであきらめてはいけません。行き詰まったときこそ、もうひとふんばり。そこを越えれば必ず変化が生まれ、窮地を脱することができるのです。

今日はこの言葉が私の心に響いた名言です。

takako.n

Sifu(紙布)  one’s happy vegetative life  ver.2

  ボタニカルな生活からのメッセージ IMG_0484

 

IMG_0624

 

連休始まりの日に農園「ミニトマト・トマト・きゅうり・ナス・ピーマン」の苗の植つけをしました。

風の強い日だったので、支柱をすぐに立てました。インゲンも鳥よけのシートを外し、ツルを巻きつかせる為の支柱をこちらにもしっかりとさします。IMG_0627

IMG_0635

青々と土壌に広がった「じゃがいも」の葉は、大きなジゃガバターを食する為にせっせと土を盛り、花の芽を摘みとります。IMG_0583

冬の大根は甘味がギュっと詰まってますが、夏の大根は少し辛くみずみずしいのです。体験農園を初めてから毎回10本に2本くらいは先が分かれてしまい、まさしく大根足となってしまいます。土の中でほんの少しの石などの障害物があるとそんな出来に(´・ω・`)

 

 

IMG_0621

今年の「とうもろこし」は、あまり欲張らず各1本を残して全てベビーコーンとして、食べてしまおうと思っています。
枝豆もシートを外しますが、まだ小さいものは、半分にしたペットボトルをかぶして鳥よけの代りにしましょう。

IMG_0578朝採りのほうれん草と小松菜は朝食の食卓へ早速だします。IMG_0565ほうれん草は生のままオリーブオイルでサラダに、小松菜はりんご・バナナ・マヌカハニー(蜂蜜)を一緒にミキサーにかけてグリーンスムージーにしてと食します。主人と子供たちには新鮮で少しでも安心して納得できる食材を食べさせてあげたいと思っているのですが・・・

グリーンスムージは、全員から嫌わられ毎朝、私だけが飲んでいます。でも、サラダは毎回あっという間に子供たちのお腹の中に。まぁ、いいでしょう。時間のある時に小松菜と豆乳のスープにしてみましょう。


 

IMG_0653ゴールデンウィークの最終日、仕事で不在だった長女から可愛らしい花が宅配で届きました。次女はマッサージ、三女からは毎年恒例のお手伝い券です。私が癌の告知をうけてからは、自身で選択する余裕もなくあらゆる治療へとバタバタと進み、子供たち側からの気持ちまではきちんと考えてあげる事もできなかったように思えます。私だけでなく、そんな経験を家族も強いられたのですから、特にまだ小学生だった三女にはかわいそうな出来事だったと思っておりました。

しかし、そんな経験が子供たちを成長させてくれました。海外で就職していた長女が治療が始まる前に帰国し、私を支え長女として役割を果たしてくれてます。受験を控えた次女は早起きをして愚痴も言わず自分のお弁当を作って登校していました。そして無事に卒業し大学に入学と頑張りを見せてくれたのです。三女は私の仕事復帰後、療養期間を取り戻す為にランナーの如く走り続け、帰りが遅くなる私に代って家事を率先して手伝ってくれています。主人は夫として、また仕事のパートナーとして、職人気質ではある主人なりの方法で支えてくれてます。

この出来事により、尚、一層家族の支えは何ものにも代え難いものであると感じさせてくれたのです。 Thank you my love♥

 


 

 

IMG_0571

 

紙布の進行状況はというと、化学染料は使用せず自然由来に拘る「Sifuあだちや」は、あかね・くるみ・カテキューによる草木染の紙布が仕上がってきました。予定より時間はかかりましたが、予想以上に仕上がりはよく、生成以外の紙布バッグがどうしても見たく、連休中に何点か作ってみました。

IMG_0646

形状確認のみなので、ザクッとの縫製ですが、やさしい色合いがとても製造意欲を引き出してくれました。但し今回は鞄としてよく使用する、ブラウン、アイボリー、ピンクを意識した染織にしてみましたが、やはり、ここは桜井先生の大好きな藍染も加えるべきかとも思えました。

6月にまた、テスト販売を名古屋で行う予定です。

 

「志士仁人は、生を求めて以て仁を害することなし」

ししじんじんは、せいをもとめてもってじんをがいすることなし

何よりも大切にしたいもの。それは人を思いやる気持ちなのです。人は人とつながりながら生きています。思いやる気持ちは人から人へと巡り生きる力や、立ち上がり、前向きに歩く力を与えてくれます。ですから人を思いやる気持ちをなくすことは、自分の生きる力をなくすことにつながります。思いやりのない世界で生きることは前向きに歩くことのない人生となるのです。ですから、思いやりは巡るものなので、思いやりを持ちつづける事が、思いやりの世界で生き続けることなのです。

今日はこの言葉が私の心に響いた論語です。

takako.n

Sifu(紙布)  vegetative life  ver.1

2016年4月14日より九州地方で相次いで強い地震が発生しております。地震により被災された皆様、そのご家族の方々におかれましては、心よりお見舞い申しあげます。

発生した地震により、多くの方々が被害にあわれました。大学でこれから多くを学ぶ為に親もとを離れ入学したばかりの学生の方も犠牲となられ、私にもこの4月より大学に通う娘がいます。夢と希望を抱いてご家族のもとを離れたのではないかと思うと、胸が痛み、またご両親の胸の内を思うとたまらない気持になります。

 

SIFUあだちや

 

ボタニカルな生活からのメッセージ

早朝、自然の驚異と非道さと素晴らしさととても、複雑な気持ちで木々が生い茂るウォーキングコースを歩き、帰り道、農園に立ち寄りました。

IMG_0532IMG_05343月5日に蒔いた小松菜の種が今、収穫の時期を迎えています。

自然界は、大地や海からの恵を命あるもの達に与えてはくれるが、時には牙をむき豹変すると、一溜まりもない。

そんな事を考えながら、私のちいさな農園で育てた小松菜を、間引きしながら収穫にかかりました。

無農薬であるため、この野菜をイモムシたちとシェアすることも多く、見た目はところどころの穴ボコに、みすぼらしさをも感じますが、イモムシも口にできないほどの野菜よりマシかもと思いながら、会社の皆の分も収穫しました。女性たちは虫が苦手なのでムシ食いでもはたして食べてくれるでしょうか??

 


 

自然界は決して語らない。 樹木の一生には1000年もの時を過ごすのもいる中で人間の一生は80年足らずです。 大抵の人々が計画したり、何かに取り組む時、どのくらいの時を基準にして考えているのでしょうか? 何かを創造したり、手を加えたり、 育てたり、自分たちの一方的なやり方では、自然をシェアする責任を、はたしきれているのでしょうか?・・・

takako.n

Sifu(紙布) 秘めたる可能性 ver.6

SIFUあだちや

 

「土に還るバッグ」

 

日本橋三越さんのイベントスペースでのテスト販売も無事おわり、いつも、応援と励ましを下さる桜井先生にはもご報告し、更なる課題が浮上したこともお伝えしました。

美濃和紙や、環境に配慮する為に、石油由来の物質は使用せず、「とうもろこし」など自然食材を原料に加えるなど、素材的には素晴らしいと好評を頂きました。

商品クォリティーにおいても、もともと、弊社は、日本の高額ブランドのOEM(※)メーカーとして長年携わってきました。それにより、弊社の商品の信頼性には自信もあります。

※相手先のブランドで販売される製品を製造すること

「Sifuあだちや」のデザインは、OEMでこれまでも、最も多く発注があるバッグで、使いやすく、多くの人達に愛されるトートバッグを中心に展開しました。

20160121
本体・持ち手・内装美濃和紙生地 持ち手が取り外し可能  桜トート  カクカンがネジ式なので持ち手だけ洗えます。

差別化・効率化・魅力化

マーケティングにはこの3つが大事と言われています。

「Sifuあだちや」は素材に拘る事での差別化を図り、自社オリジナル生地で、製造販売も自社対応による効率化も進みました。しかし、魅力化は私達や、関係者がわかっていても、いかに、商品を手にした人が差別化した部分に、魅力を感じてもら得るかが鍵となります。そして、それを伝える手段がまだまだ足りないと感じました。

IMG_0372
ムシとテープは堆肥中に埋めると微生物により水とCO2に分解されるYKK分解性樹脂ファスナー を使用しています。

「Sifuあだちや」の和紙糸は美濃和紙を原料とし、生機は帆布(キャンバス)の産地である滋賀県の高島市で織り上げました。

私たちは、長年の経験を活かし、和紙の上質帆布を弊社オリジナル生地として完成させました。そして昨年末、知的財産登録を特許庁に申請し、今月登録へと至りました.

「Sifuあだちや」のバッグの魅力をわかりやすく、伝えることが、今後の課題となるのです。IMG_0378

 

 

IMG_0516

IMG_0518

IMG_0370
本体・持ち手・内装 美濃和紙生地 W360mm×H310mm×底奥175mm

もともと、トートはアメリカ生まれで、氷屋さんが四角く角ばった形のキャンバス(帆布)で氷を運ぶのに使っていたそうです。

実用的だったのですね。 それから、海水浴場で冷やす時に使われ、その後ファッションとして町中でも持つようになったと言われています。

IMG_0218
本体・持ち手テープ / 美濃和紙生地  ロゴ / 西ノ内和紙生地 軽くて丈夫なデカトートW690mm×H545mm×底奥150mm

 

 

そこで、「Sifuあだちや」にも丈夫で軽い特性を活かした、たくさんの荷物を持ち運び出来る、BIGサイズもとりいれました。

私は機織りの綜絖4枚を入れて持ち歩いていますが、和紙テープ巾を50mmにして、バッグのサイズが大きいのでテープも口もとから少し下に下げた位置から立ち上げることで安定感を図っております。

おかげで木枠の重たい綜絖も楽々に持て安定感もあるので、片道40分ほどの浅草橋までの道のりも爽快に通うことができるのです。IMG_0530

このデカトートについてもうひとつ魅力をお伝えすると、私が洗濯ネットに入れて全自動の洗濯機でジャブジャブ洗ってみました。乾燥機は使用しませんが、脱水が終った後取り出してみると、半分近く乾いており、その後4~5時間ほど室内で干しただけで乾いてしまいました。

和紙の速乾性の特徴には、嬉しくなってしまいました♥ これだけの大きさはなかなか無く、作ってみたら、実用的で、洗濯も楽とは・・・

「Sifuあだちや」のバッグはこのようにして、私も含めスタッフ皆で実際使って検証を重ね、次回のテスト販売では魅力化を積極的に進めていきます。


「自ら見る、これを明と謂う」

みずらみる、これをめいという

物事を考え判断する。私たちがいつもしていることですが、この時に大切なのは、自分の目で見て確かめること。人から聞いた話の中には、すでにその人の視点や考え、価値観などが入っています。より正しい選択と賢明に歩む為にも必要なのです。

今日はこの言葉が私の心に響いた論語です。

takako.n

Sifu(紙布) 秘めたる可能性 ver.5

 

「土に還るバッグ」

 

日本橋の三越本店で6日より始まった3階イベントスペースでのテスト販売も12日の最終日まで、あと2日間となりました。

IMG_0393IMG_0394

IMG_0391

先ずは、日本橋の三越さんにいらしたお客様にSifu(紙布)について知っていただき、紙布の印象について、お客様の生の声が聞ける貴重な期間です。しっかりと今後の開発に役立てましょう。

 


早朝のウォーキングのあと農園へと足を運びました。

IMG_0484IMG_0483
こまつ菜、ほうれん草、蕪、そしてじゃがいもがここのところの雨の助けもあり、すくすくと成長してくれています。大根も小さな芽を出しはじめました。

大地の恵の力強さと、農園が持つ独特の癒しの空間が今日の私にまた、活力を与えてくれます。IMG_0486

 

野菜たちの生命力は強く、しかし、とても正直でもあり、手をかけても、かけ過ぎても、かけなさ過ぎても成長に影響するのです。

子育てにも似ているなぁと思いながら農園をあとにしました。

 

「至言耳に忤う」

しげんはみみにさからう

物事の本質を的確に表した言葉や、道理にかなう言葉は、ときに耳に痛いものです。正しくて大切だと分かっていても、今の自分の未熟さや至らなさを思いしらされるようで素直に受け入れられないこともあるかもしれません。ですが、そういう言葉こそ自分を成長させてくれる力があるのです。

今日はこの言葉が私の心に響いた論語です。

takako.n

Sifu(紙布) 秘めたる可能性 ver.4

SIFUあだちや

 

「土に還るバッグ」

 

時が流れるのも早く4月にはいり景色も桜色へと変化をとげています。

IMG_0319

3月から4月にかけては、日本中が別れと始まりの節目を迎える人たちにあふれ、散りゆく桜が、そのドラマをいっそう心に刻む演出をしてくれるのです。

 

私自身、次女の卒業と進学へとの出来事もありましたが、以前織りあげた柄織りがようやくトートバックへと形を変えました。

20150918_164331IMG_0312

IMG_0262

IMG_0309

ノッティングの「あだちや」もタペストリーとして完成しました。

この2点は、機織り教室の2年ごとに行われる展示会へ出展いたします。ベテランの生徒さん達の素晴らしい作品の中では見劣りはしますが、初めての展示会出品なので、とても楽しみにしております。

桐生展は4/8~4/10まで有鄰館

東京展は4/21~4/23まで東京都立産業貿易センター台東館

(桐生織り 手織り教室はたおと展示会)

IMG_0212
じやがいもの植付です。

 

春に始まったといえば、私の食へのこだわりとして、続けている体験農園です。

今季もまた春野菜の植付からはじまり、3年目を迎えることとなりました。

IMG_0306

じゃがいも、小松菜、ほうれん草、蕪の植え付けを3月上旬にすませ、4月の最初の週末には、大根、とうもろこし、枝豆の播種をしました。

1年目は、ただ収穫することだけに感動をおぼえ、2年目は失敗の中から考えることをおぼえ、3年目の今年は棟によって土の状態が違うことから、土壌の特徴も見抜いた育て方で挑戦する年としていこうと考えています。

などど、いっぱしの事をほざいてますが、無農薬野菜のみずみずしさと、甘さをしってしまうと実際なんでもよく、おすそ分けした野菜を食べた人たちが喜んでくれるだけで自己満足なのです・・

IMG_0064さてSifu(紙布)の進行状況ですが、

IMG_0059

自然由来にこだわった生地への二次加工は、とうもろこしの成分からとった「でんぷん」での加工を無事完了いたしました。現在は草木染の工程にはいっています。またテープ(バーバリー織り)・杉綾テープもとても良いできで完了し、カケンテストセンターでの紙布の堅牢度・テープの引張り強度検査においても問題はありませんでした。ここまでに至るまで、生機工場、染織工場、沢山の方々のお力添えがあって進めてくることができました。本当に感謝です。

そしてSifuあだちやの「土に還るバッグ」にも最初の春の節目が訪れる時がきたようです。

丸安ニット㈱ 伊藤社長のご配慮によりテスト販売をすることとなりました。 これまでに取り組んできたことに対してのまさに市場でのテストです。

 

「水滴石を穿つ」

すいてきいしをうがつ

小さな水滴でも何千年何万年と落ち続ければ、岩をも貫通させることがあります。ほんのわずかな努力であっても、絶え間なく続けることで不可能に思えることも可能になるのです。

今日はこの言葉が私の心に響いた言葉です。

takako.n

Sifu(紙布) 秘めたる可能性 ver.3

SIFUあだちや

 

「土に還るバッグ」

 

今年は4年に1度の年。今日は4年に1度の日。

2月29日が何らかの記念日にしている人にとっては、待ち焦がれた日でしょう。4年に1度しか来ない特別な日は切なさも、感じてしまいます。

しかし、記念日とはワクワクするものです。だから毎日を素敵に過ごす為には、何か小さな出来事でも記念日にしてしまうのも手ですね。

私は昨日素敵な機械と出会いました。年代物の撚糸機(ねんしき)です。

撚糸八丁車(ねんしはっちょうくるま)

糸を撚りにかける機械で、全て木で作られています。

私が機織りが好きな理由の一つに、機織り道具は木を加工したものを使う為、木の優しさに触れ、心地良さを味あうことができるからです。

 

これは、主人の実家の栃木県の足利をこの週末に訪れた時に出会いました。義母の生家でもあり、その義母は糸撚りを商いとする家で生まれ育ちました。以前は伝統的に繊維産業が盛んな地でもありました。

(足利は日本で最も古い学校があり昨年正式に日本遺産にも認定された「足利学校」がある地でも有名なのです。)

IMG_0087
倉庫の上の棚で眠っていた八丁車

糸偏に関係するところに身を置く私としては義母の昔話はとても興味深く、新鮮にも思えます。和紙糸の草木染めについて盛り上がった会話の中で、倉庫に昔の撚糸機があると言うので親戚に手伝ってもらい外に出し、ホコリを落として組み立ててみました。

撚糸機はまだまだ現役で活躍できそうです。大きな車部分は木目がとても綺麗にでていてとても美しさを感じさせます。

IMG_0103
日差しを浴びて輝く木目

義母が家業で糸を撚っていたということと、私が糸から拘った「Sifuあだちや」の和紙糸を手がけた事に、不思議な縁を感じました。

そう考えると、私の周りには糸偏に関係する職業の人が多いように思われます。親戚には染物に携わる人、紳士服のオーダーメイドを職とする人、大島紬を織る機織り職人。これも何か繋がりがあってのことでしょうか・・

この日持っていた草木染の和紙糸を板杼(いたひ)に巻きつける作業を、義妹にやってもらいました。本来は座繰り(ざぐり)という道具を使って木枠に巻いてから板杼に巻き付けないと絡まってしまいますが、流石、糸偏に強い家系なのかあっという間に終わらせてくれました。IMG_0084

というわけで、私は撚糸八丁車に出会った日として、記念日にすることにしました。

2月28日の出来事なので、幸いにも、4年に1度ではなく毎年くる記念日となります。

そこで「Sifuあだちや」の一つ目の記念日も作ることにしました。私が2014年10月11日に初めて水戸市で和紙糸を直接見て手に触れた日を記念日としたいと思います。

二つ目以降も、記念日にしたい事がたくさんあるのでこちらは、考える必要がありそうです。

今、「Sifuあだちや」の紙布やテープは、新たな検査を受けております。あらゆるシーンで「Sifuあだちや」が活躍できることを想像しながら、そして新たな記念日を作る為に。

 

「温故知新」

おんこちしん

古きを温ねて新しきを知る

先人たちの知恵が詰まった書物の力は計りしれません。昔のことだからと言って馬鹿にするのではなく、その中から現在や将来に生かせる部分をしっかり読み取ることで、新たに成長するもととなるのです。

今日はこの言葉が私の心に響いた論語です。

takako.n